2014年6月6日金曜日

猫 紹介

先日、思い立って猫(ビリ)をダンボールに入れてバイクの前かごに乗せて近場の平城旧跡に行きました。
前に連れてきたときは車に猫砂積んだりして面倒だったんですけど、やってみれば簡単で、
ダンボールでよかったんだ・・・という事でした。たまにダンボールから手が出てきます。
 
この自然の大地に解放しておおはしゃぎ!・・・かと思いきや、全然ビビって普段そんなことないのにまとわりついて弱々しい泣き声を上げます。
人や犬が来るたびに反応して、体隠して顔だけ出して通り過ぎるのを心臓ドキドキさせて待っています。
 
 
このビリ猫実はネズミと戦わそうと思って飼いはじめたのです。
以前住んでた所で天井裏にネズミがいて、どうしても我慢できなくてこのビリ猫を行政から引き受けて一緒に住んだのが始まりです。
 
ネズミ対策はほとんどしました・・・粘着シート、毒団子、ネズミ避けスプレー、怪しい超音波まで使ったのですが、どれをしてもいなくはなりませんでした。粘着シートと毒団子は引っかかりはしたんですけど個体がいなくなるだけでだめですね。
天井裏だからいいか?というとそうでもなくて、丑三つ時のネズミのダンスが始まるんです。
ネズミと暮らしたことが無い人間からするとあんなに不快なもんはないですね。人が深い眠りについたのを見計らって天井裏を気が狂ったように駆け回るんです。
当然起きます。
起きて朦朧とした意識のなかで棒で天井をつついたりネズミ避けハーブスプレーとかやるんですけど・・・関係なく、馬鹿にしている感じで飽きるまでダンスが続くんです・・・。
毎日続いたかと思えば、ずっと休んだり・・・。いろんな人に相談したり、穴埋め手伝ってもらったり、友人からモデルガン借りて天井に打ったりしたんですけど全然効果なし、、、我が人生で「殺す」って言葉をもっとも吐いた時期ですね。
で行き着いたのが<猫>。
 
 
 
太古の昔からネズミにはネコ、これ間違いなし。
天井裏なんで鉢合わせすることはなくて、実際ネズミが来るんですけど、天井裏でちょっとでも音がすると猫のほうでどんなにくつろいでいてもパッと起きて走ってネズミのいそうな所まで行ってずっと見上げているんです。するとネズミの方でもダンスできずにピタっと止まって両者ともお互いが見えない中で微動だにしない。・・・で無音のままネズミが退散して戦闘終了。
 
これで眠れるようになりました。
結局引越ししましたが・・・。